公的年金シミュレーター|ねんきん定期便で老齢・障害・遺族年金の受給額を無料試算【2026年度・財政検証4ケース対応】

「ねんきん定期便は届くけれど、結局いくらもらえるのかピンとこない」そんな方は少なくありません。しかも公的年金は、老後にもらう老齢年金だけではありません。病気やけがで障害が残ったときの障害年金、亡くなったときに家族へ支給される遺族年金という、3つの保障がセットになっています。

ところが、この障害年金・遺族年金がいくらになるのかは、ねんきん定期便には書かれていません。「もしものとき、いくら受け取れるのか」を知らないまま、必要以上の保険に入ってしまっている方も多いのです。

そこで、ねんきん定期便の数字を転記するだけで、老齢・障害・遺族の3つの年金の目安をまとめて試算し、さらに令和6(2024)年財政検証の4つの経済ケースで将来の年金がどう変わりそうかまで確認できる無料シミュレーターを用意しました。2026年度(令和8年度)の年金額をもとに試算します。

公的年金シミュレーター(無料)

 

公的年金まるごとシミュレーター

ねんきん定期便の数字を入れるだけで、「老後にもらえる老齢年金」「もし障害状態になったときの障害年金」「もし亡くなったとき家族に残る遺族年金」の目安がまとめてわかります。さらに令和6(2024)年財政検証の4つの経済ケースで、将来の老齢年金がどうなりそうかも切り替えて確認できます(令和8年度=2026年度の年金額ベース)。

老齢基礎年金 満額

月70,608円

試算できる年金

老齢・障害・遺族

将来見通し

財政検証4ケース

使用する年金額

2026年度価格

STEP1 あなたとご家族のこと

現在の年齢
いまの働き方

会社員・公務員(厚生年金)
自営業・フリーランス(国民年金)
専業主婦(夫)・無職
配偶者

いる
いない
18歳未満の子ども
障害・遺族年金の見方

子が18歳未満のいま
子どもの成人後

STEP2 ねんきん定期便の数字を転記

50歳未満の方のねんきん定期便には「これまでの加入実績に応じた年金額」が載っています。(1)老齢基礎年金と(2)老齢厚生年金(報酬比例部分の合計)の年額をそのまま入力してください。厚生年金の加入期間(月数)は「これまでの年金加入期間」欄にあります。
老齢基礎年金の年額
(定期便の記載額)
円/年
老齢厚生年金の年額
(定期便の記載額)
円/年
厚生年金の加入期間
(これまでの合計)

STEP3 これからの働き方(65歳までの見込み)

今後の平均年収
(額面・賞与込み)
万円
何歳まで厚生年金に
加入して働く?

将来の経済シナリオ(令和6年財政検証の4ケース)

厚生労働省は5年に1度、年金財政の「健康診断(財政検証)」を行い、経済前提ごとに将来の給付水準(所得代替率)を試算しています。ケースを切り替えると、下の老齢年金の見通しが変わります。

 
 

シミュレーション結果

 

知っておきたいポイント

  • 老齢年金:原則65歳から終身で受け取れます。繰下げ受給(最大75歳)すると1か月あたり0.7%増額されます。
  • 障害年金:病気やけがで障害状態になったときの年金。厚生年金加入中なら3級や障害手当金まで対象が広がり、報酬比例部分は加入300月未満でも「300月加入したものとみなして」計算されます。
  • 遺族年金:遺族基礎年金は「18歳年度末までの子がいる配偶者または子」が対象。遺族厚生年金は報酬比例部分の3/4で、子のない40〜64歳の妻には中高齢寡婦加算が上乗せされます。
  • 財政検証の見方:「過去30年投影ケース」では基礎年金のマクロ経済スライド調整が2057年度まで続き、基礎年金の実質水準が約3割下がる見通しです。一方、報酬比例部分(厚生年金)はどのケースでもほぼ目減りしません。
  • 「1人当たりゼロ成長ケース」で機械的に調整を続けると、国民年金の積立金が2059年度に枯渇し、所得代替率は33〜37%程度まで低下すると試算されています。
  • 2025年の年金制度改正により、2028年4月から遺族厚生年金は段階的に見直されます(60歳未満で子のない配偶者は原則5年の有期給付化など)。
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※無料相談は一般的なご案内が中心です。収支・貯蓄にもとづく詳しい個別プランの作成までは行っておりません。

※本シミュレーションは令和8年度(2026年度)の年金額(老齢基礎年金満額847,300円/年など)に基づく概算です。保険料納付要件・生計維持要件・加入歴の細かい再評価などは考慮していません。財政検証ケースの反映は、令和6年財政検証のモデル年金所得代替率(2024年度61.2%=基礎36.2%+比例25.0%)に対する各ケースの調整終了後の水準(高成長実現56.9%・成長型経済移行/継続57.6%・過去30年投影50.4%=基礎25.5%+比例24.9%・1人当たりゼロ成長は2059年度時点50.1%)から算出した係数を、基礎・厚生それぞれに乗じた簡易計算です。実際の受給額は加入記録・改定率・受給開始時期により変わります。正確な金額は「ねんきんネット」または年金事務所でご確認ください。

このツールでわかること

① 老後にもらえる「老齢年金」の目安
ねんきん定期便の老齢基礎年金・老齢厚生年金の額と、これからの働き方(今後の年収・何歳まで働くか)を入れると、将来受け取れる老齢年金の見込みがわかります。

② もしものときの「障害年金・遺族年金」
障害状態になったときの障害年金、亡くなったときに家族へ残る遺族年金の目安も同時に試算します。民間の保険を検討する前に、まず公的保障の額を知ることができます。

③ 財政検証4ケースでの将来見通し
厚生労働省が5年に1度行う「財政検証」の4つの経済前提を切り替えて、将来の老齢年金の水準がどう変わりそうかを比較できます。

公的年金は「3つの保障」がセットになっている

日本の公的年金は、次の3つの給付から成り立っています。老後だけの制度ではない点が重要です。

老齢年金:原則65歳から、亡くなるまで終身で受け取れます。国民年金からの「老齢基礎年金」と、厚生年金に加入していた会社員・公務員が上乗せで受け取る「老齢厚生年金」の2階建てです。2026年度の老齢基礎年金は満額で月70,608円が基準となります。

障害年金:病気やけがで一定の障害状態になったときに受け取れます。厚生年金に加入中であれば、障害基礎年金の対象外となる3級や障害手当金まで保障が広がります。報酬比例部分は、加入期間が300月(25年)未満でも「300月加入したものとみなして」計算される最低保証があります。

遺族年金:亡くなったときに家族へ支給されます。遺族基礎年金は「18歳年度末までの子がいる配偶者、または子」が対象です。遺族厚生年金は、亡くなった方の報酬比例部分の4分の3が基準となります。

ねんきん定期便のどこを見ればいい?

50歳未満の方に届くねんきん定期便には、「これまでの加入実績に応じた年金額」が記載されています。本シミュレーターでは、次の3つの数字を転記します。

  • 老齢基礎年金の年額:定期便に記載された金額をそのまま入力します。
  • 老齢厚生年金の年額:報酬比例部分の合計額を入力します。
  • 厚生年金の加入期間(月数):「これまでの年金加入期間」欄の厚生年金の月数を入力します。

あとは、いまの働き方(会社員・自営業・専業主婦など)、配偶者の有無、18歳未満のお子さまの人数、今後の平均年収と何歳まで働くかを入れれば、3つの年金の目安が算出されます。

財政検証4ケースとは?将来の年金は減るのか

「将来、年金は本当にもらえるの?」という不安に答えるのが、厚生労働省が5年に1度行う財政検証です。いわば年金財政の「健康診断」で、経済成長率などの前提ごとに、将来の給付水準(現役世代の手取りに対する年金額の割合=所得代替率)を試算します。

本ツールでは、令和6(2024)年財政検証の4つの経済ケースを切り替えられます。景気が良いシナリオから厳しいシナリオまで、老齢年金の見通しがどう変わるかを比較することで、「最悪でもこのくらいは受け取れそう」という下限のイメージをつかめます。過度に不安がる必要も、楽観しすぎる必要もない。そのための判断材料になります。

シミュレーターの使い方(3ステップ)

STEP1 あなたと家族のことを入れる
現在の年齢・いまの働き方・配偶者の有無・18歳未満の子どもの人数を選びます。

STEP2 ねんきん定期便の数字を転記する
老齢基礎年金・老齢厚生年金の年額と、厚生年金の加入月数を入力します。

STEP3 これからの働き方と経済シナリオを選ぶ
今後の平均年収・何歳まで厚生年金に加入して働くかを入れ、財政検証のケースを切り替えると、老齢・障害・遺族年金の目安と将来見通しが表示されます。

よくある質問

Q. 繰下げ受給をすると年金はどれくらい増えますか?

A. 受給開始を65歳より遅らせると、1か月あたり0.7%増額されます。最大の75歳まで繰り下げると84%の増額です。長生きに備えて年金を手厚くしたい場合の有力な選択肢です。

Q. 自営業・フリーランスでも障害年金や遺族年金はありますか?

A. あります。ただし国民年金のみの加入なので、対象は障害基礎年金・遺族基礎年金に限られます。厚生年金の上乗せ(障害厚生年金・遺族厚生年金)がない分、会社員より保障が薄くなる傾向があるため、その差を自助努力で補う視点が大切です。

Q. 専業主婦(夫)の場合はどう入力すればいいですか?

A. 「専業主婦(夫)・無職」を選んでください。第3号被保険者として老齢基礎年金の対象になります。世帯としての保障を把握したい場合は、配偶者の働き方もあわせて確認しましょう。

Q. この金額どおりに必ずもらえますか?

A. 本ツールは一定の前提にもとづく概算です。実際の年金額は、今後の加入状況・制度改正・経済情勢によって変わります。正確な見込額は「ねんきんネット」や年金事務所でご確認ください。

公的保障を知れば、民間保険のムダも見える

公的年金の3つの保障額を把握すると、「もしものとき、公的年金だけでどこまでカバーできるか」が見えてきます。その不足分こそが、本当に必要な備えです。まずはこのシミュレーターでわが家の公的保障の全体像をつかみ、保険や資産形成の見直しに役立ててみてください。個別の事情をふまえた相談は、FPなど専門家に相談すると具体的な方針が立てられます。

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「わが家の公的年金、いくらもらえる?」診断結果をもとに、保険の見直しや老後資金づくりを無料で相談できます。

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※無料相談は一般的なご案内が中心です。収支・貯蓄にもとづく詳しい個別プランの作成までは行っておりません。

小椋 晃樹 Ogura Koki

1992年生まれ。国立大学経済学部卒業後、大手都市銀行に入行。 資産運用や住宅ローン、法人融資など幅広い業務に携わり、延べ1,000件以上のご相談を経験。

現在は独立系FPとして、理想の暮らしや将来に向けた資産形成をサポート。Instagramでは4.3万人超のフォロワーに向けて情報発信を行い、全国から300件以上のご相談をいただいている。

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